タイ王国(Kingdom Of Thailand)の基礎知識

年間多くの観光客が訪れる東南アジア有数の大都市バンコクを首都に持つタイ王国。ここではそのタイ王国のミニ知識をまとめて掲載いたします。

基礎知識

公用語:タイ語
通貨:タイバーツ
首都:バンコク
最大の都市:バンコク
国王:ラーマ9世プーミポンアドゥンラヤデート
首相:インラック・シナワトラ
面積:513,120平方キロメートル
人口:66,404,688人
人口密度:126人/平方キロメートル
GDP:9兆1,027億バーツ
建国:スコータイ王朝
建国年:1238年(伝承)
国際電話番号:66

1.周辺国

東にカンボジア、北にラオス、西にミャンマーとアンダマン海があり、南はタイランド湾とマレーシアがある。国土はインドシナ半島の中央部とマレー半島の北部に位置する。

2.歴史 -現王朝成立まで-

タイの民族国家成立以前、中国華南に住んでいたタイ民族がインドシナ半島を南下して現在のタイの位置に定住するようになった。タイ族による最初の国家とされるスコータイ王朝(1238年~1350年)は、インタラーティット王がモン族やアンコール王朝の支配を退けて成立した。その後アユタヤ王朝(1350年~1767年)、トンブリー王朝を経て、現在のチャクリー王朝(1782年~)へと変遷した。現王朝の初代王ラーマ1世は1782年に首都をトンブリーからバンコクに移したため、バンコク王朝とも呼ばれる。

3.歴史 -近代化への道-

映画「王様と私」にも登場するラマ4世(モンクット)は、自由貿易の推進、仏教の改革などを行った。1855年にイギリスと通称条約を結んでからは、米の輸出が急増し、全国土に稲作地帯ができあがった。それまでは多様な生産であったが、商品としてのコメ、錫、チーク、ゴムなどが輸出されるようになり、モノカルチャー経済に移っていった。

ラーマ5世(チュラロンコーン)は1873年に国政改革に着手し、1892年4月1日12省からなる近代的統治組織を創設した。国王が立法、行政、司法の三権を掌握する絶対王政システムを確立し、教育制度や官僚機関の整備、奴隷解放(1874年)など、タイの近代化をすすめるチャクリー改革を行った。

ラーマ6世、ラーマ7世の時代になると絶対君主制に対する批判が生じはじめ、1932年にはプレームピブーンソンクラーム官吏によって結成された人民党によってクーデターが勃発し、利権君主制へと移行した。

4.歴史 -経済成長-

国民の高い教育水準や豊かな国土を背景に徐々に工業国への道を模索し、1967年には東南アジア諸国連合(ASEAN)に結成時から加盟。1989年にアジア太平洋経済協力(APEC)にも結成時から参加している。この頃より日本や欧米諸国の大企業の進出を背景にした本格的な工業化へのシフトを進めるとともに、それらを背景にした高度経済成長が始まり、バンコクなどの大都市を中心にインフラストラクチャーの整備も急速に進むことになる。

1997年に始まったアジア通貨危機により経済は一時的に停滞したものの、その後急激な回復を見せ、中国系企業の進出も増え、現在では再び高い経済成長率を維持しており、東南アジアにおける代表的な工業国としての立場を保ち続けていた。しかし、2006年頃からのタクシン派との政治的内紛が続いており、2012年現在も政治は混乱している。

5.気候

ケッペンの気候区分では熱帯性に分類され、モンスーンの影響が大きい。5月中旬から10月ころにかけては空気が湿り、なま暖かく、スコールなどを特徴とする雨季に見舞われる。その後11月から3月中旬までは雨が少なく、比較的涼しい寒季となり、12月ごろに寒さのピークを迎える。4月には暑季と呼ばれる非常に暑い気候となり、夏を迎える。

6.宗教

王室を始め、タイ王国のほとんどは仏教徒で占められている。そのほとんどは上座部仏教であり、それにヒンドゥー教や精霊信仰を加味した独特の仏教徒なっている。紀年法は西暦も併用されているが、現在もタイ仏暦が主に使用されている。男子は一生に一度は出家するものとされている。南部やバンコク、チェンマイ、チェンラーイなどの地域ではムスリムも見ることができる。特に深南部3県のマレー系住民のほぼすべてがイスラム教徒である。

7.礼儀作法

挨拶をするときには、ワイと呼ばれる合掌をする。タイでは今も階級が細かく分かれており、階級以外にも相手との関係などによって異なった種類のワイの作法が求められる。また、言葉の語尾には男性なら「カップ(クラップ)」、女性なら「カー」を付けるのが望ましい。また、寺院に入る際、肌の露出が高い服は拝観を拒否されるので注意を要する。女性が僧侶の身体に触るのは禁忌なので、女性は絶対に僧侶の体に触れてはならない。最後に、タイ王室に対する国民の尊崇の念は非常に高く、王室を批判すると不敬罪に問われる。午前8時と午後6時の2回、BTSなど公共機関などでは国旗掲揚と同時に国家がスピーカーから流される。国家が流れる間はその場にて脱帽し直立不動の体勢をとらねばならない。そうしなかった場合、不敬罪に問われ警察官に逮捕される場合がある。

8.食文化

トムヤムクンやパッタイなどのタイ料理は先進国を中心に世界的にポピュラーなものとなっている。そのスパイシーかつバラエティに富む味と健康的な食材は日本でも高い人気がある。また、自炊をせずに外食をするもしくは外で買ってきたものを家で食べる習慣が根付いている。

9.スポーツ

国技のムエタイはスポーツとしての勝敗だけでなく賭けとしての関心が高い。他にもセパタクローやサッカーも盛んである。

10.世界遺産

タイ王国内にはユネスコの世界遺産リストに登録された文化遺産が3件、自然遺産が2件ある。 文化遺産には「スコータイの歴史上の町」、「古都アユタヤ」、「バーンチエン遺跡」が、自然遺産には「フワイ・カーケン野生生物保護区」と「カオヤイ森林地帯」がそれぞれ登録されている。

11.タイの祝日

タイの祝祭日は下記の15日。
1月1日:元旦(ワンクンピーマイ)
旧暦3月の満月:万仏節(ワンマーカブーチャー)
4月6日:チャクリー王朝記念日(ワンチャクリー)
4月13日~15日:タイ正月(ワンソンクラーン)
5月5日:国王即位記念日(ワンチャッタラモンコン)
旧暦6月頃:種耕節(ワンプートモンコン)
旧暦6月の満月:仏誕節(ワンウィサーカブーチャー)
旧暦8月の満月:三宝説(ワンアーサーラハブーチャー)
三宝説の翌日:安居入り(ワンカオパンサー)
旧暦11月の満月:安居明け(ワンオークパンサー)
10月23日:チュラロンコーン大王記念日(ワンピヤマハーラート)
12月5日:プーミポン国王誕生日、父の日(ワンポー)
12月10日:憲法記念日(ワンラッタタマヌーン)
12月31日:大晦日(ワンシンピー)

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